ブレーキローター交換、キャリパーOH(衝撃の事実発見)2020/05/30 21:32:25

サイドブレーキの効きが悪かったので、キャリパーをOHした。
ブレーキパッドを外したら、左内側の残量がほぼ0mm。
外側はかなり残っていたので、極端な片べり状態だった。
DIXCLEのブレーキローターの厚みも9.4mmしかなかったので、新調しようとしたが結構な値段することが判明し、中古車購入時に付属していたノーマルローターに戻すことにした。
ノーマルローターは10mmあったので錆はあったがほぼ新品。薄くなったローターに比べたらかなりいい状態。
ポチっと購入した前後のブレーキパッドが届いたので交換しようとしたところ、入らない。
ほぼ均等に減っていた右側はすんなり交換できたので型番が間違っていたわけでもない。
キャリパーをよく見たら、パッドが入る溝に変な盛り上がりがあった。
この盛り上がりに引っかかって入らないのである。
古いパッドを見たら強引に押し込んだのかパッドが削れて入っていたらしい。
この盛り上がりに引っかかって外側のパッドがローターまで届かなかったので、内側のパッドが片べりしたようだ。
ギリギリのタイミングで発見したが、ブレーキが効かない状態に近かったと思われる。
下手したら事故にあって、運が悪かったら生死にかかわる状態だったことを考えるとぞっとする。
中古車はこういうことがあるので、極力購入は避けたいと思っている。(新車で買えないときは仕方ないけど。)
盛り上がりをよく調べると、キャリパーを着けそこなってディスクに当たってかなりの走行をしたのではないかと思うような感じにキャリパーが溶けて盛り上がった状態だった。
おそらくその時着いていたローターはかなりのダメージを受けて交換されたのだと思われる。
とりあえずこの盛り上がっている部分を削り取ってパッドがつく状態にして交換作業を終わらせた。
ちなみに、フロントローターもノーマルに戻し、キャリパーは問題なさそうだったのでOH無しでパッド交換した。
前後ともDIXCELのESにした。
ノーマルローターとの相性はまだわからないが、そのうち印象は書こうと思っている。
交換前はフロントPμ、リアDIXCELで、冷間時の制動があまりよくない感じだった。