手作りEFIコンピュータ(RAM使用量の検討1)2013/10/12 19:30:01

注:ここに記載したことに責任は取れません。利用、使用等する場合は自己責任でお願いします。
エンジンをコンピュータで制御すると言っても、コンピュータがエンジンのクランク軸を直接回すわけではない。
シリンダに適切な量のガソリンを入れ、適切な時期に点火することによりエンジンの回転数を制御するのである。
つまり、コンピュータはガソリンを噴射するインジェクターと、点火を司るイグナイターを制御することになる。
参考書では、これらを制御するためデータをいくつか用意している。
さっと読む限りでは、
 点火マップ:18x8x1B=144B
 基本噴射時間:18x16x3B=864B
 スロットル開度補正:18x16x3B=864B
 燃料制御補正:18x16x3B=864B
 係数:約160x2B=320B
 合計:3,056B
のデータを管理していたらしい。
確かにこの量のデータを扱うのであればRAMの増設は必須だったのは理解できる。
H8/3052は8KBのRAMが内蔵されているので、同じ量のデータを管理する分にはRAMの増設は必要ないだろう。
でも、制御の分解度を倍にすることを想定すると4倍のメモリが必要となり、8KBでは足りなくなる。
一通り形になってからになると思うが、容量的には十分過ぎる128KBのSRAMを2個増設する計画を進めようと思う。
※128KBの理由は、ただ手に入りそうなのがこのサイズだから。

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